シルクプリント
「シルクプリント」は、1色ごとに1版、版をつくり、インクで直接生地に刷りこむ最もポピュラーなプリント方法のひとつです。 版の作成が必要なため、少量印刷の場合1枚あたりの単価は高くなってしまいますが、大量印刷の場合、安く印刷することが可能になります。 ラバープリント、フルカラープリントに比べ、風合いが柔らかいのも特徴のひとつです。 大量作成の場合、加工代が安いので根強い人気とニーズがあります。 |
「シルクプリント」の長所と注意点
長所
- 大量印刷で且つ、少ない色数の場合、低価格でのプリントが可能。
- DIC(特色)などの指定カラーでのプリントが可能。
- 直接生地にプリントするため、プリント部分のゴワつき感がなく、風合いが良い。
- プリントサイズの大きさで価格が影響されない。
- 初回のみ版代が必要だが、1年以内の再注文時は安価な加工代のみで対応可能。
注意点
- 版を作成するため、印刷枚数が少ない場合、1枚あたりの価格が高めになる。
- 細かい線や文字はつぶれてしまう場合がある。
- 1色につき1版作成する為、使用色数が多い場合、価格が高くなる。
- 同柄プリントでも、サイズ、色変更があると価格が高くなる。
- 版の保管期間は1年間。注文日より1年経過した後の追加は再版代が必要。
- お持ち込み製品のプリントが不可。
- ドライクリーニング、乾燥機、プリント部分にアイロンが出来ない。
- ポリエステル素材のジャンパー等にプリントする場合は、時間の経過と共にプリント面に生地の色が浮き出る場合がある。
- 同柄プリントでも「違う素材」や「違う位置」にプリントする場合、別に版を作成する場合があります。
- 納期に日数がややかかる。
プリント可能なカラー
0 (黒) |
6 (グレー) |
225 (白) |
9 (赤) |
17 (黄色) |
37 (青) |
230 (紺) |
231 (濃紺) |
11 (オレンジ) |
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160 (緑) |
238 (黄緑) |
126 (濃紫) |
47 (紫) |
192 (濃茶) |
58 (茶) |
135 (水色) |
214 (濃ピンク) |
234 (薄ピンク) |
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※モニター表示の都合上、実際の色と違う場合があります。
「シルクプリント」の制作例
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